ミドリのこと

2007年2月6日 everyday
お部屋の押入れの置くから小学校低学年のときに
図工の時間に作らされたへんな土偶みたいな塊が出てきた。
素材は土だろう。
小学校にカマがあって、そこで焼いた記憶がある。
しかし、芸術的センスがまったくない。
ピカチュウみたいな、スライムみたいな、
ミドリ(原色)の塊に目らしきものと口らしきものが書かれている。
キモカワ・・・センスはないけれど。
その土偶もどき(ミドリ)はこの世に生まれ出てから、
我が家に飾られていた。
あるときは玄関のインテリアに、
あるときは請求書のペーパーウエイト代わりに・・・
と活躍してきた。
しかし、ミドリはその後、引退。
高校生のときにわたしがしまったんだろう。
たぶん、そのセンスのなさに気づいて、
こんなもん玄関に置かれるのはまっぴらだ!
と仕舞い込んだのだろう。

そして、10年のときを経て、
太陽の光にさらされたミドリ。
変色もせず、鮮やかな緑色を放っている。

「うっ、まぶしい・・・」

あまりのまぶしさにまた仕舞いそうになったが、
思い切って、処分することに。
燃えるごみか、燃えないごみか迷ったが、
素材が土ということで燃えるごみになった。

さようなら、ミドリちゃん。
次に生まれてくるときは、
もうちょっと可愛くしてもらってください。

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